火山情報
噴火警報・予報
2022年4月18日14時00分 気象庁発表
火山名 御嶽山 噴火警報(火口周辺)
**(見出し)**
<御嶽山の火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を切替>
御嶽山では、剣ヶ峰南西斜面の想定火口を79-7火口から地獄谷火口に見直し、噴火警戒レベルを改定しました。剣ヶ峰南西斜面の地獄谷火口から概ね1kmの範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
<噴火警戒レベル2(火口周辺規制)が継続>
**(本 文)**
[火山活動の状況及び予報警報事項]
御嶽山では、剣ヶ峰南西斜面の想定火口を79-7火口から地獄谷火口に見直し、噴火警戒レベルを改定しました。
御嶽山の火山活動は、これまでと変わらずやや高まった状態が続いており、剣ヶ峰南西斜面の地獄谷火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性がありますので、弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
[対象市町村等]
火口周辺警報:入山規制等(継続)
長野県王滝村 長野県木曽町 岐阜県下呂市
[防災上の警戒事項等]
剣ヶ峰南西斜面の地獄谷火口から概ね1kmの範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るため注意してください。
**(参考:噴火警戒レベルの説明)**
【レベル5(避難)】:危険な居住地域からの避難等が必要。
【レベル4(高齢者等避難)】:警戒が必要な居住地域での高齢者等の要配慮者の避難、住民の避難の準備等が必要。
【レベル3(入山規制)】:登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて高齢者等の要配慮者の避難の準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:火口周辺への立入規制等。
【レベル1(活火山であることに留意)】:状況に応じて火口内への立入規制等。
(注:避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる)
※噴火警報(噴火警戒レベル4以上)及び噴火警報(居住地域)は、特別警報に位置づけられています。
※「噴火予報」は、噴火警報を解除する場合や、火山活動が静穏(平常)な状態が続くことをお知らせする場合に発表されます。
※「火山現象に関する海上警報」は、噴火の影響が海上や沿岸に及ぶ恐れがある場合に発表されます。